「ニューズレター」や「newsletter」は、「ニュースレター」と同じものですか?

ニュースレターの豆知識

ニュースレターとニューズレターとは同じものです。英語で書けば「newsletter」です。「newzletter」という語源はありません。

ニュースレターとは

ニュースレターを「研究社 英和コンピューター用語辞典」で検索すると、<会社・団体・官庁などの会報、月報、年報>とあります。元々は報告に使用するものをニュースレターと呼んでいたようです。

しかし、マーケティングにおいてニュースレターの意味合いは、単なる報告書としての定義づけはなく、「コミュニケーションツール」として意味づけられています。

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ニュースレターって何だっけ?

なぜコミュニケーションツールなのか

頻繁に来店してくれるお客様でも、自分のプライベートの話をする機会は滅多にありません。お客様にしても同様です。店に来て、自分のプライベートをスタッフに話す人はほとんどいません。

これが、お客様との距離が縮まらない原因です。

これを解消しようと思えば、まず、自分のことを知ってもらうことが先決です。趣味は何か、家族構成は、休日の過ごし方は、野球はどこのファンか、好きな食べ物は、異性の趣味は、など自分を知ってもらうことです。そうすれば、お客様も自分のことを話してくれるようになります。

自己開示して、お客様とコミュニケーションが取れるようになるツールがニュースレターなのです。

どのようにしてコミュニケーションが取れるようになるのか。

まず最初に、ニュースレターに書いたことが話題の中心になります。家族のことを紹介したなら、そのことについての会話になるでしょう。「子供さん幼稚園なんだって?」「幼稚園の運動会どうだったの?」というように、ニュースレターに書いたことが話のきっかけになります。

きっかけがあれば、こちらからもお客様のプライベートについてお聞きすることができます。このようなことが度重なってお客様との関係性が深まります。

コミュニケーションが深まれば、商品を購入してくれるようになる

コミュニケーションが深まれば、あなたが勧める商品を買ってくれるようになります。例えば、買おうかどうしようか迷っている商品があったとします。この商品を友達がたまたま使っていて、「この商品ね。〇〇という点で優れているのよ。あなたも私と同じ□□だからきっと合うと思うわよ。」と言われればどうでしょう。

買いますよね。なぜなら、不安が取り除かれるからです。

コミュニケーションが深まって来れば、あなたはお客様の友達の代わりになることができるのです。だから、勧めた商品を買ってくれるのです。

まとめ

ニュースレターとニューズレターは同じものです。その意味は、本来の語源の意味の会報や月報ではなく、マーケティングの定義では「コミュニケーションツール」としての意味があります。

昨今では、セルフサービスの販売形式が主流で、お客様との対面販売が減少しています。その結果、コミュニケーションが取れなくなり、お客様との関係性が希薄になってしまっています。これを補完するのがニュースレターなのです。

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