ニュースレターのデザインを変えると、効果も変わります。ただし、あまり凝りすぎても良くない事もあります。
デザインで大事な事は、たとえば、
- 見やすいこと
- 文字の数
- 文字の大きさ
- イラストや写真の有無
です。
これらで読んでくれるかどうかが変わります。読んでくれないニュースレターをいくら発行しても意味はなくなってしまいます。
文字の見せ方を大切に
ニュースレターのデザインとは、まず第一に見やすさです。読みにくいデザインのものは読者が受け入れてくれません。
行間が詰まりすぎているとか、字間が詰まりすぎている、文字が小さいなどは、デザインの基本です。ここができていなければ、きれいにまとまったデザインのもの、窮屈な感じがして読んでくれません。
本文の行間が詰まりすぎると文字は見にくくなります。少なくとも3ptアップの行間を指定してください。文字が10ptならば行間は13pt以上にすると読みやすくなります。文字の大きさについては小さくても10pt以上大きくても12pt以内で作成しましょう。
これだけで文字に関しては見やすくなります。まずは、文字の部分に気を配ることが必要です。
あんた、それ、読みにくいで!(笑)
適切なイラストや写真を使う
文字だけでデザインするととても見にくくなります。適度にイラストや写真が必要です。例えば、体操などの手順を説明するときはイラストがなければわかりにくくなりますので、イラストは必要です。これらを必要イラストといいます。
しかし、漠然とした話の時に、文字だけにすると見にくくなります。そんな時でも、話のシーンが想像できるようなイラストを一つ入れるだけでも、随分と見やすいものになります。このイラストをカットイラストといいます。
写真も同じです。富士山の絶景を多くの言葉で語るよりも、写真を見れば言葉がなくてもわかるのと同じです。イラストや写真は文章とワンセットであると考えてデザインしてください。
段落の分け方にも注意を
段落の分け方にも注意が必要です。例えばA3の紙面に3つの話題を乗せるときのデザインはどのようにページを分けますか。A、均等に分ける。B、上段に一話、下段に2話。C、1ページに1話、残り1ページに2話。どのように分けると見やすいでしょうか。
通常3つの話を入れる場合、Cの1ページに1話を入れ、残りの1ページに2話を入れるのがセオリーです。なぜなら、この組み方が一番見やすいからです。
Aのように均等に分けるとなると1話分がページを跨ぐことになり見にくくなります。Bのように上段と下段で分けると、上段が横長になり見にくくなります。
普段から雑誌などを見るとき、ページ構成のことも気に止めて見るようにしてください。どのようにすれば見やすくなるかが分かるようになってきます。
まとめ
ニュースレターは、見やすいデザインでないと読者は読んでくれません。
読んでもらうためには、字間や行間など文字のことに気を配ること、カットイラストを入れること、ページの構成を考えること、この3つを気にするだけでも見やすいデザインを組むことができます。