難しく考えない!ニュースレターの作り方は簡単だ!

ニュースレター作成に役立つツール

ニュースレターを発行しようと思ったとき考えるのは、「何を書けばよいんだろうか」ということです。

 

ニュースレターはお客様との信頼関係を築くツールですから、それに伴ったものであればどんなことを書いても問題はありません。つまり、作り方は自由なのです。

 

かっこよく書こうとか、こんなことを書けばお客様に軽蔑されるかもというようなことを考えるから難しくなるのであって、「お客様に伝えたい」という気持ちがあれば、何も難しいことはありません。

 

題材は自由!

 

ニュースレターを作る上で難しい点

ニュースレターを作る上で難しい点は、話題を探してくることです。

 

かといって、探してくる話題が漠然としていれば探してくることはできません。具体的にするからこそ、話題も見つかるというものです。

 

では、どんな話題に関心を持っていればいいのでしょうか。

 

ニュースレターは大まかに

・社長コメント、スタッフコメント

・商品豆知識

・お客様の声

・雑学

で構成されています。

 

これが、わかっていれば気に掛ける話題も具体的になります。具体的になってくれば、意識していれば集まってくるようになります。

 

社長・スタッフコメント

「今月は何を書こうかな?」と悩まれる社長やスタッフは多いようです。なぜなら、「お客様に読んでもらうものだから丁寧に書かないと」という意識が働き過ぎるので、難しく考えすぎてしまうのです。

もっとリラックスして、日常のことを題材にすれば簡単に書けるのです。

・子供に思うこと

・妻への感謝

・読書の感想

・映画の感想

・家族で遊びに行ったこと

・社員に対して思うこと

・社員への感謝

・お客様への想い

・趣味のこと

などなど、話題はそこかしこに転がっているのに、気づいていないだけなのです。「思ったことを書く」というように、かっこよくかこうという意識を捨てれば話題はいくらでもあります。

 

 

商品豆知識

お客様に商品を知ってもらうために伝えるのも同じことです。格好よさなんてどうでもいいのです。このことだけは最低限知っておいてほしいことを伝えればいいのです。

 

それを伝える方法は3つです。

 

ステップ1

伝えるべき商品情報を、思いつく限り書きだしてください。

 

ステップ2

ステップ1で書き出したことに優先順位を付けてください。

 

ステップ3

一つの項目を何話にして話すことができるのか、それぞれに小見出しを付けてください。小見出しは、いくつになっても構いません。

 

後は、優先順位を付けた見出しの小見出しごとに商品知識を書くだけです。

 

お客様の声

お客様の声を書くのも難しいことです。こちらで勝手に書くことができません。お客様にお願いして書いてもらわなくてはいけません。

 

お客様のところに行って「感想お願いします」といっても、お客様も書きにくいものです。ではどうすれば、お客様の声を紹介できるのでしょうか。

 

その方法は、「テーマ」を決めることです。

 

住宅施工会社なら

・弊社で家を建てたときの、営業マンの接客について

・設計打ち合わせの時の気持ちについて

・現場の職人の態度について

・家が出来上がっていくと時のご自身の気持ちについて

・家が完成した時の気持ちについて

・弊社を選んでくれた理由について

など、書いてもらうテーマを予め決めておくのです。そうすれば、お客様も書くことが明確になって書きやすくなります。

 

業種に関わらず、聞きたいことを予め用意しておくとよいでしょう。

 

設計の打ち合わせの時はどうでしたか?

 

雑学話題

雑学の話題は、上記3点よりもさらに難しいものです。

 

仕事のこととは全く関係のない話題ですからなおさらです。それも一つではありません。23の話題が必要です。

 

雑学話題で気を付けることは、お客様の年齢層に合わせた話題を選ぶことです。話題を選ぶヒントは、お客様の年代に合わせた雑誌にあります。

 

雑誌から話題を選んで、それについて調べると意外と面白い記事が書けたりします。しかし、このようなことをしていると時間がかかります。慣れないことなので本業以上に時間がかかるかもしれません。

 

観光名所の話もOK!

 

簡単に作ることができる理由

上記に紹介したのは、一般的に読まれやすいニュースレターの構成です。あくまで、一般的なものなので、セオリーから外れていても、お客様が読んでくれるなら何の問題もありません。

 

例えば、会社の中のことを面白おかしく紹介できるなら問題ないのです。マンガ仕立てで社員の恋愛ストーリーを書いてみる、お客様の問題を解決したことを物語にするなどでも、お客様は興味を持って読んでくれると思います。

 

このように考えると、社内にはお客様に紹介できる話題があるものなのです。

 

ニュースレターを作成するうえで気を付けること

冒頭でも話したように、「かっこよく書こう」とか「こんなことを書けばお客様に軽蔑されるかも」という気持ちを待たないことです。

 

そんなことよりも、「お客様に楽しんでもらおう」という気持ちで作れば、いろんな発想が湧いてきます。

 

営業マンの日常を読み物にしてもいいですし、内勤の方の一日を物語にしてもいいです。もちろん、社長の一日を物語にすればお客様の人気が出るかもしれません。

 

要するに気取らないことが大切です。

 

まとめ

ニュースレターを作成するのに難しく考えないことです。

 

お客様を楽しませようという発想で作れば、比較的簡単に作れます。セオリーにのっとるのであれば、社長コメント、スタッフコメント、商品豆知識、お客様の声、雑学になるのですが、作り手が面白くなければ、読んでいる方も面白くありません。

 

社内で、お客さんが読んでくれて面白いと感じる話題は何かを、話て作り手も面白い、ニュースレターができれば最高ではないでしょうか。


椋本 庄治

ニュースレターは面白いことが一番

ニュースレターはお客様と信頼関係を築くツールですが、読んでくれなければ意味がありません。 まずは、読んでもらえる内容に仕上げることです。そのためには、一話でもいいので社内のだれかにスポットを当てて、一日の出来事なんかを物語風に作成すれば、人気も出ると思います。 それが、お客様の信頼にもつながるような内容にすることを考えてください。

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