そうすればいいのか!ニュースレターの書き出しに困らない方法!

ニュースレターを続けるノウハウ

ニュースレターの書き出しは、社長のあいさつ文から始まるのが一般的です。もちろん、スタッフも書き出しに悩むことがあると思います。悩んだ時は、1ケ月を振り返ってみましょう。

 

特別なことはなかったか。失敗したことはなかったか。家族との関係性は?趣味についてはどうだったか、感動した本や映画はなかったかなど自分に問いかけて思い出してください。

 

 

1ヶ月を振り返って

ニュースレターは、原則として毎月発行するものなので、「何を書こうかな?」と思ったときは1ヶ月を振りかえってみるといろんな気づきがあるものです。

 

しかし、漠然と思い出していては、なかなか思い出すことはできません。具体的な出来事を提示されれば思い出すのが、人間の脳の仕組みです。

 

そこで、思い出すために出来事を振り返れるようなことを下記に紹介していきます。

 

特別なこと

「いつもの月と違った特別なことはなかったか」と自問してください。

 

彼岸の月なら墓参りに行くでしょう。そこで、ご先祖にお願いをしたり、近況を報告したりするでしょう。そんなことを書けばいいのです。誰しもが経験していることですから、「私もお墓参りに行ったら○○なのよね。」と共感していただけます。

 

子供の運動会も同じです。

 

子供の頑張る姿を見て感動はしませんでしたか、先生の苦労が垣間見られませんでしたか、PTAについてはどうですかなどを思い出すと、「そういえば…」というようなことがあると思います。

 

滅多にしないようなこともそうです。

 

たとえば、走ったこともないのにフルマラソンに出場したとか、山に登ったとかでもOKです。

 

ただし、事実だけを述べるのではなく、自分が感じたことを書くことが大切です。人は、事実には共感してくれませんが、あなたが感じたことには共感してくれるからです。

 

 

失敗したこと

失敗したことはなかったでしょうか?

 

仕事上の失敗ではなく、プライベートでの失敗です。料理で失敗して魚を焦がしてしまった、車を壁にぶつけてへこんでしまった、財布を置き忘れてしまったなど、誰にでもあるうっかりして起こる失敗です。

 

このような失敗談は、経験している人が多いので、微笑ましく共感してくれます。そして、お客様が来られた時に「あなた、気を付けないとダメよ。」と優しく声をかけてくださいます。

 

失敗談は、一番共感の得られる話題です。

 

あったわー!

 

家族の出来事

家族や友人との関係で共感を得られるのは、下世話ですが「ケンカ」の話です。

 

ケンンカの話は、人のうわさと同じで気になります。些細なことで夫婦喧嘩になり、最後は、「今も口をきいていません。」と締めくくれば、お客様は、その後どうなったのか物凄く気になります。

 

だから、「仲直りできたの?」とか「早く誤った方がいいわよ。」といった質問や助言をしてくれるお客様が現れます。

 

 

友人との関係

しばらく会っていなかった友人と会ったときに、昔話に花が咲き、学生時代に戻った気がした。「あの頃は何でもできると思っていたな」ということを思い出し、今からでも頑張ればできるんだという気になり元気をもらって帰ってきた。

 

このような話とあなたのやりたいことを合わせて書けば、応援してあげようというお客様が現れます。

 

楽しかった!

 

感動した本や映画は?

本や映画は、話題を作りやすいものです。

 

なぜなら、ストーリや登場人物に感動することが多いからです。そのことをありのままに、今の自分と組み合わせて紹介すれば、お客様にあなたの考え方が伝わるので人柄が伝わりやすくなります。

 

人柄を伝えるのは、信頼を勝ち取るために大切なことです。

 

これはよかった!

 

趣味のことは?

誰でも一つや二つ趣味を持っているものです。趣味のことは一回は紹介してくださいもしかしたら、同じ趣味のお客様がいて、話題が弾んだり、一緒に出掛けたりすることになるかもしれません。

 

釣りであれば、どこで何を釣った、大きさはこれくらい、その時の気持ちはどうだったか。

 

ゴルフであれば、どこのコースで、スコアはどうだったか、何番コースが難しかった、パットがさえていたなどの話。

 

マラソンであれば、途中の苦しさや沿道の応援が力になった、感想を目指して頑張ったなど、気持ちの描写と実況を織り交ぜながら書くと興味深い話になります。

 

こんな話があります。

 

ある法人営業をしている営業マンが、自社のニュースレターで趣味の「魚釣り」のこと書きました。偶然にもお得意先の担当者が釣り好き、今では、一緒に出掛けることもしばしばです。

 

もちろん、この営業マンの売り上げが伸びたのは言うまでもありません。

 

大物が釣れたんだよ!

 

日記をつける

日記をつけるのもいいでしょう。

 

日記といっても克明に書くのではなく、何があったかを手帳に書き留めておくだけでいいのです。

 

1ヶ月を振り返る時に、手帳を見れば、いつ何があったのかを思い出すことができます。そうすれば、その時のことを出来事と共に、自分の気持ちと織り交ぜて書くことができます。

 

お客様とのこと

お客様とのことを書くのもいいでしょう。

 

クレームのことであれば、どのように解決したか、また、でおのように対処したのか。喜んでいただいたことであれば、なぜ、喜んでくれたのか。

 

というようなことを書くことで、お客様の共感を得ることができます。

 

スタッフとのこと

スタッフを紹介するのもいいでしょう。

 

社長から見てスタッフの成長や気遣いのことを書けばいいのです。

 

「入社員の○○さんは、この一年で、□□というようなことができるようになり、お客さまの役に立つように成長してくれた」ということを書くと、「社長は、スタッフのことをよく見るているだけでなく、成長するように指導しているんだ」という印象を与えることができます。

 

これが信頼につながるのです。

 

 

まとめ

ニュースレターの書き出しに迷ったら、1ケ月を振り返ってください。

 

いつもはない特別なことや失敗したこと、家族の出来事、趣味など思い出してください。どんなことを書いてもいいのですが、事実関係だけを書くのではなく、その時の自分の気持ちを書くようにしてください。これがないと、お客様は共感してくれません。


椋本 庄治

お客様とのめると売上はアップする

商売にとって大切なことは、お客様から信用を得ることです。そのためには仕事をきっちりとこなすことは当たりまえです。 それがあっての上で、自分のことを少しずつ、お客様に開示していくと、自然とお客様との距離は短くなり、あなたが勧める商品を買ってくれるようになります。 つまり、あなたがお客様の友達になるということと同じです。ニュースレターで自己開示するだけではなく、あなた自身もお客様に興味を持つことが大切です。

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