ダイレクトメール(DM)で、ビジネスを成功させるためには、普段からリストを
集める努力を続けなければなりません。
今まで、申してきましたようにリストはDMの命だからです。
では、リストを集める方法を紹介しましょう。
1.インターネット
自社のホームページに見込み客リストを取れる仕掛けを作ります。
送付物を請求させるようにすると、住所・氏名・連絡先を入手できますが、
よほど魅力的なものでなければハードルは高いです。
レポートや漫画などをダウンロードさせる方法もあります。
この場合は、見込み客のハードルを下げるために、メールアドレスと氏名
(ニックネーム可)だけを入力してもらって、ダウンロードさせるためのIDと
パスワードを自動配信するようにします。
2.ポスティングチラシ・街頭配布チラシ・新聞折込チラシ
チラシでリストを取るために必要なのはオファーです。無料サンプル品や
格安お試し品が、それにあたります。
リストを取るためには、複数の方法を用意します。
返信ハガキ・電話申込み・FAXでの申込み・メール申込み・ホームページからの
申込みが代表です。
通信販売のチラシを見れば、申込み方法はとても参考になります。
3.マス媒体の利用
マス媒体といえば、CM・新聞・雑誌が代表ですが、地域のコミュニティー誌も
それにあたります。
予算があるときには、新聞や雑誌を使えばいいでしょう。
掲載する内容はチラシを同じように、オファーと複数の申込み方法です。
短期間で大量のリストを集めることができるメリットがあります。
4.テークワン(Take one)
返信ハガキなど複数の申込み方法を盛り込んだ商品広告を、人の集まる場所
(銀行・ホテル・レストラン・居酒屋・書店など)に設置しておき、自由に
取ってもらうです。
この際には、設置料を必要とする場合や無償でおいてくれる場合、相手の広告も
置いてあげる場合と設置交渉は様々です。
5.その他の方法
これら以外にも、タクシー広告やイベント参加、セミナーなどの方法がありますが、
少し特殊な方法なので、一般的には不向きです。
余談ですが、弊社ニュースレターのホームページはコンバージョン率が7%あります。
通常、コンバージョン率は1%どころか0.3%程度しかありません。
これを数字に置き換えると、弊社のHPの場合は、1000人が訪問して70人。
一般的には1000人が訪問して3人です。その差は歴然としています。
ではなぜ、このような結果が出るのでしょうか。
それは、複数の痕跡を残す方法を用意しているからです。
一つは、ニュースレター解説のマンガをダウンロードできるようにしていること。
もう一つは、具体的に検討している人のために、資料請求を設けていることです。
それだけではありません。
各ページには、「資料請求」や「ニュースレター漫画」のバナーボタンを各ページに
仕込んでいることです。
あらゆるページにバナーを仕込んでいる理由は、どこを読んだときに、
「資料を請求してみよう」と思うかは、人により異なるからです。
要は、読む人の気持ちになってホームページを作成すれば、リストも集まり
やすくなるということです。
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リスト収集の方法でDMの成功は決まる
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