千葉県の幕張メッセ国際展示場で開催される「宇宙博」に、火星他探査車
「キュリオシティ」が、アメリカ国外で初めて展示されます。宇宙好きの人
だけではなく、国民の関心を集めることでしょう。
珍しいものに人は関心を示す
珍しいものに、関心を示すのはなぜでしょうか。
それは、一度見てみたいと思う好奇心が働くからです。
そもそも、見たこともない聞いたこともないようなものが、存在すると聞けば
どうでしょう。好奇心が働きますよね。
今回騒ぎになった「STAP細胞」も同じです。存在すると聞いた時は
夢の細胞とはやし立てられ、虚偽ではないのかとなれば、責め立てられます。
それほど、初めて遭遇するものには関心が高いのです。
珍しいものを店内に作る
この人間心理を利用して、珍しいものをつくればいいのです。
例えば、「死ぬまでに行きたい!世界の絶景」に掲載されている場所を
訪れた写真など、話題になるようなものを店に飾れば、珍しいもの
見たさに、お店に来てくれるようになります。
店の雰囲気も同じです。日本になく、日本人にも珍しい店内にすれば、
絶景写真と同じように来店してくれるようになります。
メニューで人を引き付ける
私が住む奈良に「ベビーフェイス」はボリュームで人を引き付けています。
一人前で「こんなにあるの?」という珍しさが話題になって、口コミが
広がっています。オムライスとスパゲティーの分量は、普通ではありません。
初めて見た人は、必ず驚きます。この驚きが、印象に残り、人に話したく
なるのです。
大将が名物というラーメン店もあります。
食事は、しゃべりながら美味しくいただきたいのですが、そこの
ラーメン店は、しゃべっていると大将が怒るのです。
しかし、怒る大将は珍しく、彼を見たさにお客が集まるのです。
結局は話題
このように、珍しいものは話題になり、人が集まります。ということは、
珍しい話題を作って、人を集めることもできるということです。
人の心理を推し量り、お店に工夫があれば人は集まってくるのです。