一般的に、社名だけが入った無地の封筒では、確実に開封してくれるお客様は少なくなります。
つまり、何らかの工夫が必要です。たとえば、工夫されたデザインや、手書きのメッセージや、クイズが掲載されているなどです。
そもそも、必ず開ける封筒とは?
あなたは、どんな封筒なら必ず開封されますか?
絶対に開ける封筒は、役所や税務署からの封筒です。もちろん理由は「役所からのものは重要」という認識があるからです。
役所以外で開ける封筒は、自分に関わりのある会社の封筒です。カード会社や保険会社の封筒も開封します。役所と同様、必要な情報が入っていると思っているからです。
ところが、お店などの封筒が同じように無地できていたら、まずは開封してくれないでしょう。お客様が「重要」と思っていないからです。だから、中身を見てもらうための工夫が必要なのです。
ちなみに、弊社が送るニュースレターの封筒は、無地の封筒にクイズを出題しています。そして、「解答は中に」と書いています。これだけで開封率は結構上がっています。
いろんな方に話を聞くと、「回答が中だから、答え知りたさに開ける」という人が多いのです。これも開封してもらうための工夫の一つです。
何が開けたくさせるのか。
開封されやすい封筒とは?
私がお客様にお勧めしているのは、透明の封筒です。透明封筒ですから手元に届いた時点で何が入っているのかすぐにわかります。必要だと思えば開封してくれるでしょうし、そう思わなければゴミ箱に直行ということもあり得ます。
開封してもらうための工夫として、1枚のあいさつ文を入れることを勧めています。今月の情報の見出しやなぜ、これを送ったかの理由を書いた1枚のレターを入れるだけで開封率は驚くほど変わります。
例えば、住宅であれば、
「今月の情報」
1.ローンはこうすれば安く組める
住宅ローンもちょっと小技を使えば安く組むことができます。総支払額〇百万円もお得!
2.新築住宅に入居する前にしておきたいこと
家具を置いてからではできない、おうちのお手入れ。これをしておくだけで半永久的に美しさを保てます
3.今月のレシピ「旬の食材〇〇を使った□□料理」
お酒好きのご主人は大喜び
など、魅力的なタイトルを入れると、つい「そんなことできるの?」と興味を持って開封してくださいます。
これは、紙の封筒に入れた時にも同じです。
封筒にも費用がかかっている
あまり気にならないかもしれませんが、封筒にも費用がかかっています。紙の封筒であれば、印刷もしなければいけません。
長3封筒であれば1枚当たり2円、コピー機で印刷するとして1枚3円で封筒1枚に5円の費用がかかります。A4の透明封筒であれば、1枚当たり2.9円。印刷する必要もありませんし、ニュースレターを折る必要もありません。
手間がかからず、安いのは透明封筒になります。
まとめ
ニュースレターを送る封筒は、社名だけが入った無地の封筒では開封してくれません。開けてもらうためのデザイン的工夫が必要です。
デザイン的工夫ができないのであれば、透明封筒にニュースレターのタイトルを書いたあいさつ文を入れて送ることをお勧めします。