ニュースレターで面白くないのは、お店の紹介ばかりのニュースレターです。読んでいて飽き飽きしてしまいます。
また、ターゲット層に合っていない雑学で構成されているニュースレターも面白くないと感じられます。
面白くない!
ニュースレターの役割
ニュースレターの役割はどのようなものでしょう。
ニュースレターは、お客様と信頼関係を築くためのツールです。そのために必要なのが社長の自己開示です。
社長に人柄が伝わらないと、お客様はあなたの会社を信用してくれません。しかし、社長のことばかりが書かれていると面白くなくなります。
だから、社長の人柄に触れてもらうために、雑学があるのです。
社長の人柄は、ついでに読んでもらうという感覚が正しいのです。
ついでだよね!
ニュースレターの一般的な構成
ニュースレターの一般的な構成は、雑学6割、自社情報4割です。
雑学とは、自社の情報以外の情報です。
家事の話題、子育ての話題、レシピ、マナーの話題、クイズ、美容や健康の話題、お金の話題など、為になる、面白いなどの情報です。
自社の話題とは、社長やスタッフのコメント、自社の商品の紹介、お客様の声になります。
あくまで、ニュースレターにおける主役は「雑学」、わき役は「自社のこと」という認識でニュースレターを作ってください。
主役は「歩」だよ!
雑学の役割
雑学の役割は、自社の情報を読んでもらうためにあるといっても過言ではありません。
雑学の内容が、面白かったり、為になるようなものであれば、社長コメントやスタッフ紹介、商品の豆知識、お客様の声など自社の情報も読んでくれます。
だから、雑学の役割は、とても大切です。
極端に言えば、ニュースレターを生かすも殺すも雑学次第といったことになります。
自社の紹介ばかりとは
自社の紹介とは、社長のコメント、スタッフのコメント、商品知識、メニュー、お店での出来事などお店の中の紹介のことです。
このようなことばかりで構成されたニュースレターは、売り込みがなくても、お客様には売り込みに感じてしまいます。
そうなれば、ニュースレターを読んでくれません。お店の紹介は5割を超えると売り込みのレターと感じてしまいます。
PRばかりだと飽きるよね!
雑学とお店記事の割合
基本的には雑学が6割、お店紹介が4割の構成です。
社長コメント、スタッフコメント、商品知識がお店紹介です。お客様の声は、お店紹介と認識されていないようです。
そうなると、A4 4ページでは、社長、スタッフ、商品知識で1ページと半分程度になります。
残りは、雑学が占めることになります。
ターゲット層に合わない雑学
ターゲット層に合っていない雑学だと、「面白くない」と読んでくれません。
顧客層が40~50代の女性に、「流行りのヘアースタイル」や「ネイルの話」、「流行の化粧の話」を紹介しても、役に立つことはないので、「こんなの送ってきて」と、かえって印象を悪くする可能性もあります。
ビジネス用になると、対象は男性が中心になります。
その雑学が「家事の基本と技」「美容健康話題」「お菓子作り」で構成されていれば「面白くないな」と読んでくれません。
ニュースレター本来の目的は自社のことを読んでもらって、親近感を持ってもらうことです。
そのためには、雑学話題がターゲット層に合っていて、かつ、面白い内容でなければ、目的を達成することはできません。
まとめ
自社の情報を読んでもらうには、雑学話題が面白くなければいけません。
だから、ニュースレターの雑学話題はターゲット層に合わせることと内容が大切になります。
ニュースレターの目的である、お客様との信頼関係を築くためには、自社のことを知ってもらうことが大切です。
そのためには、雑学話題が面白くなければ、ニュースレターを読んでくれません。雑学だから何でもよいのではなく、雑学話題が重要であるという認識を持ってください。