セールスレターには、簡単な書き方のパターンがあります。それを簡単に紹介します。
- 「ヘッドコピー」
- 「本文」
- 「署名」
- 「追伸」
の順番に構成されています。
ヘッドコピー
ヘッドコピーとは、キャッチコピーと同じと考えてください。いくら素晴らしい文章でも、ヘッドコピー次第で成功するかどうかが決まってしまいます。
では、どのように書けば効果があるのでしょうか。
- 1.その商品を使うことで得られる快楽もしくは逃れられる苦痛を書く
- 2.「何で!」「えっ!」「ドキ!」と思わせる
- 3.ターゲットに呼びかける
というような感情に訴えるヘッドコピーにすると、感情が揺さぶられ、それを解決するにはどうしたらいいのかと脳が反応し、次を読み進めてくれるようになります。
屋台の夜店を見ると、わくわくしますよね。
本文に書く内容
本文に書くことは、以下のようなことです。
- ・商品説明
- ・共感の創出
- ・不安の除去
- ・クロージングの言葉
- ・具体的行動の指示
「商品説明」は、ちゃんと説明して納得してもらうことです。しかし、商品スペックについてのありきたりのことでは、誰が書いても同じに内容になります。それでは、商品を売ることはできません。自分の考えや感じ方を説明することによってお客様を買う気にさせることが大切です。
その際に意識することは、五感に訴ええかけるような表現を使うことです。
「共感の創出」は相手が「そう、そう」と感じてもらうことです。そのためには、「お客様が思っている言葉で表現する」「自分の苦労話を書く」「自分の信念を書く」ことです。このようなことを書くと共感を得られるのです。
「不安の除去」は、商品を購入する際に、お客様の不安感を取り除くことです。
- ・商品の品質や性能に対する不安
- ・自分にできるだろうかという不安
- ・自分だけが損をしたくないという不安
これらの不安を取り除くために使用するのがお客様の声なのです。
「クロージングの言葉」は、自分が商品に対して持っている思い入れやお客様に対する気持ちを率直に書けばいいのです。注意することは、長々と書かずにすっきりとまとめるようにしてください。
「具体的行動の指示」は、あなたが書いたセールス文章を読んだ後に、どうして欲しいのかをお客様に指示することです。「今すぐ、お電話ください」「FAXもしくはハガキでお申し込みください」というように行動を促す文章を書くことです。
署名について
レターというのは、誰から来たのかを明確にしている方がいいのです。活字ではなく、直筆のサインで署名する方がいいでしょう。
追伸について
追伸とは、訴求したいことを繰り返し、かつ、購買意欲を喚起するような文章を持ってくる部分です。例えば、割引やプレゼントなどを告知することが必要です。
まとめ
セールスレターには、書き方のパターンがあります。パターンに乗っ取って、何度も練習すれば納得のできるセールスレターを書けるようになります。何度も訓練が必要ですね。