読みやすいことが一番!ニュースレターのデザインはお客様目線で作成する

ニュースレターのデザイン

ニュースレターのデザインは、サイズ、ページ数、写真の有無、文字の大きさなど決まりごとは一切ありません。しいて言えば、お客様が読みやすいかどうかを心がけてデザインすればよのではないでしょうか?

特に、お客様に年配の方が多い場合は、文字を大きくしたり、太くしたりというような配慮があれば、お客様はニュースレターを読んでくださいます。

読みやすいね!

サイズ・ページ数について

ニュースレターのサイズも決まりはありません。

B5サイズ、A4サイズ、B4サイズ、A3サイズと種々あります。一般的にはA4サイズが多いようです。

ページ数にも、何ページが良いのかというような決まりはありません。

A4サイズ1枚のものもあります。A4サイズ4ページのもの、A4サイズ8ページのものと様々です。

毎月送るのなら、たくさんの情報を提供するのは時間的に無理がありますので、A4サイズ2ページか4ページ程度のモノになるでしょう。

しかし、機関誌として発行するのなら、A4サイズ816ページほどの情報量になってくるでしょう。

お客様に送りたい情報から読みやすく作成できる紙面の大きさを選べばよいのではないでしょうか。

情報量次第ね!

表紙について

表紙がある場合は、冊子形式になっている場合です。

機関誌として発行しているニュースレターは、ページ数も多く、体裁を整えるため表紙を作っています。

しかし、4ページまでのモノであれば、わざわざ表紙を作ることはしていません。タイトル(題字)は決めていますが、それ以外はフリースペースです。

それでもデザイン的にはおかしなことではなく、読みやすいものに仕上げることは可能です。

ちなみに弊社ニュースレターのテンプレートも表紙を取っておらず、タイトルだけですが見やすいようにデザインされています。

写真やイラストは必要?

ニュースレターに写真やイラストは必要かといわれれば、「どちらでもよい」のですが、文章の内容を解りやすく伝えるために必要であれば入れたほうが良いと言えます。

例えば、ヒップアップ体操の記事を載せた場合、文字だけで伝えるのは難しいですよね。でも、手順をイラストと文字の組み合わせで紹介すれば解りやすくなります。

料理のレシピの紹介も同様です。

レシピが詳細に書かれていても、最後にどのような料理になるのかが解らなければ、料理を作りにくいですよね。出来上がりの写真が掲載されていれば、このような問題はなくなります。

風景を伝えるときも、いくら詳細に言葉だけで説明しても伝わりにくいですが、写真があれば、くどくどと説明しなくても一目でその良さが解ります。

解りやすいと思いませんか?

文字の大きさは決まっているのか?

文字の大きさも決まりはありません。

大きさも様々です。ワードなどのソフトでは、文字の大きさをpt(ポイント)で表示します。

ワードはデフォルトでは、10.5ptに設定されています。このサイズが小さければ大きく、大きいと思えば小さくすれば良いのですが、通常、ニュースレターに使用されているのは1012ptです。

8pt      文字の大きさで読みやすさは変わります。

9pt      文字の大きさで読みやすさは変わります。

10pt    文字の大きさで読みやすさは変わります。

10.5pt   文字の大きさで読みやすさは変わります。

11pt    文字の大きさで読みやすさは変わります。

12pt    文字の大きさで読みやすさは変わります。

12ptであれば、年配の方でも無理なく読むことができます。

ちなみに、新聞の文字の大きさは11ptです。

老眼鏡をかけても読みにくい!

カラーとモノクロ、どちらがいい?

カラーとモノクロは、どちらがいいのでしょうか?

一昔前は、弊社ではモノクロを勧めていました。なぜならば、印刷費の問題があったからです。ニュースレターは原則として毎月、発行するのがよいのですが、そのためには、できるだけ費用を書けないようにしなければいけません。

当時は、モノクロとカラーの印刷費は1.5倍から2倍の差がありました。

しかし、昨今では通販印刷が主流になり、印刷費が格段に安くなりました。カラーで印刷しても、モノクロと大差がないくらいになりました。

デザイン面でもモノクロよりはカラーの方が見やすくできます。文字に色を入れたり、ポイントに色を使ったりと強調することもできます。

写真を使う場合なら、モノクロよりもイメージを伝えることができます

一つ難点を言えば、素人が作成した手作り感がなくなることです。

お客様の印象は、プロが作っているように見えるよりは、その会社のスタッフが作った方が、「毎月、送ってくれてありがとう」と好印象が残ります。

その意味では、モノクロの方が良いといえます。カラーの場合は、どうしてもプロが作った印象を与えるので、その点がお客様から見たマイナスになります。

私は手作り感のあるモノクロがいいわ!

配布のことも考える

ニュースレターを作成する上で、送るだけではなく、配布することも考えておきましょう。

具体的には、ポスティングする時の見える面に工夫が必要です。半分に折ってポスティングする場合は、通常サイズの半分に目立つような工夫が必要になります。

どんなことが掲載されているのか、手に取った時に一目でわかるようなデザインの工夫があれば良いと言えます。

簡単に目立つようにしようと思えば、タイトルに工夫を凝らせば問題は解決できます。

例えば、薬局のニュースレターであれば「かけはし~人の健康を考える~」とすれば、健康のことが書かれていると認識してくれます。

通常、ニュースレターは送ることが前提なので、ポスティングすることは考えていません。しかし、ニュースレターをポスティングして新規客を取った例はいくらでもありますので、このような活用方法も取り入れられることをお勧めします。

まとめ

ニュースレターのデザインに決め事はありません。紙面のサイズ、大きさ、カラーかモノクロも関係ありません。

気をつけておきたいことは、読者が読みやすいかどうかです。どんなに良い内容のニュースレターでも、お客様が読んでくれなければ、いつまでたってもお客様との距離を縮めることができなくなります。


椋本 庄治

ニュースレターはコミュニケーションツール

ニュースレターはデザインが大切です。そのために、紙面のサイズを決めたり、カラーにするのかモノクロにするのかを決めたり、文字の大きさを決めたり、イラストや写真を厳選するのです。 これらはすべて、お客様に読んでもらいたいがための工夫です。読んでもらわないとお客様とのコミュニケーションが取れずに、ニュースレター本来の目的を果たすことが出なくなります。

「ニュースレター」を分かりやすく解説したガイドブック

新規客ばかりを追いかけて売上に困っておられませんでしょうか?

このガイドブックは、リピート客を増やして売上をアップさせる 「ニュースレター」を分かりやすく解説しています。