社内コミュニケーションと聞くとなんだか難しそうに聞こえますよね。実際に、株式会社シンクスマイルがが一般社員に対して調べたところ、社内コミュニケーションが取れていないと思うが61%もありました。社内コミュニケーションが取れていないと、社内情報を共有できず、問題が起こっても放置されたまま深刻化していくようになってしまいます。
社内コミュニケーションを取るためにツールがあれば、誰もが簡単に取り組むことができます。そのツールがニュースレターです。
ニュースレターに取り組むと
- ・社長と従業員の関係性がよくなる
- ・従業員間の風通しがよくなる
- ・ベクトルがそろう
という3つの効果があります。
ニュースレターとは
ニュースレターの一般的な定義は、「お客様とコミュニケーションを取ることによって、あなたが勧める商品を購入していただき、売上をアップさせること」です。
しかし、マインドアイのニュースレターは、お客様と関係性を築くだけでは、売上が上がるまでに時間がかかり過ぎるので、さらに一歩踏み込んで社内活性化ツールと位置付けています。また、社内活性化をするためのセミナーもニュースレター導入各社で行うようにしています。
社内が活性化し、目的を共有してベクトルが揃うと売上は必然的に上がっていきます。
これが解らないの?これはね…。
社長と従業員の関係性がよくなる
会社の規模が10人、20人となってくると、社長と従業員が対話する時間が取れなくなってしまいます。しっかりと対話できていれば、社長の考えていること、従業員が考えていることがお互いに理解することができ、社内もギクシャクとした不協和音が出ることはありません。
ところが、人数が増えて社長と従業員が対話できなくなってくると、あちらこちらからほころびがでてきて、気がついたときには従業員はバラバラになってしまっていることも珍しくありません。
このようなことにならないためにどうするか。
ニュースレターを導入して「スタッフ紹介コーナー」を設けます。毎月、このコーナーに投稿する従業員と社長が対話をするのです。
「何を書くのか」から始まって、仕事で困っていること、課題にしていること、将来の夢までを聞き取りながら、社長の考えや今後の会社の進むべき道などを従業員と対話するようにすれば、関係性がよくなります。
従業員間の風通しがよくなる
従業員間も人数が増えたり、部署が増えたりすることで、誰が何をしているのかわからなくなってしまいます。
情報の共有はもちろんのこと、各人が何をしているのかさえ解らなくなってしまいます。
そうなると、誰が何に困っているのか、困っているときには誰に聞けばいいのかが解らなくなり、仕事も後手々々に回ってしまいます。
このようなことを防ぐことができるのが、ニュースレターです。
ニュースレターに書かれた内容を社内に回覧するだけでなく、社長と対話したことを書面にまとめるなり、録音した音声を流すなりすれば、他の従業員も紹介する従業員のことがよく解るようになります。
これが一巡したころには、社内コミュニケーションのとれる会社になっています。
ベクトルがそろう
社長が一人の従業員と対話した内容が、毎回、全従業員に流れるわけですから、社長の考え方や会社が目指すべき方向も従業員に伝わります。そのうえ、社内コミュニケーションがよくなっていくのです。しかし、それだけではベクトルは揃いません。
ニュースレターの中には、商品のことをお客様に知ってもらう「商品豆知識のコーナー」があります。
このコーナーに掲載する情報を何にするのかを全員で話し合うのです。そうすれば、商品に対してのより深い情報を共有することができるだけではなく、新たな商品の側面も見えてくるようになります。そうすれば、新たな市場が見えるようになるかもしれません。
従業員のコミュニケーションが取れるようになってから、このような話し合いをすることにより、全従業員のベクトルも自然と合うようになってきます。
目標に向かって、全従業員のベクトルが揃うと業績は自然と上がってきます。
まとめ
ニュースレターは、単にお客様とのコミュニケーションを取って、売上を上げるためのツールではありません。ニュースレターは、社内コミュニケーションを活性化するためのツールとしても使うことができます。