私たちは、食べることができて、耳が聞こえて、目が見えて、動くことができる日常が、どれだけありがたいことなのかを考えもしないで生きています。
特別意識することさえないない何気ない毎日は当たり前にやってくるものではありません。
今生きていること全て、宇宙から与えられたことだと気づきましょう。そして自分に与えられている状況に感謝しましょう。
もしも、急に耳が聞こえなくなったら、目が見えなくなったら、それは宇宙から与えらぬこととして、謙虚に受け止めなければなりません。あらゆるものを感謝して受けいれることです。
とはいえ重い苦難が降りかかってきたときはなかなか「ありがとう」という気持ちにはなれないかもしれません。それでも無理矢理「ありがとう」とつぶやくことです。そうすることで、人生一歩を踏み出すことができます。
幸せとは、必死になって努力して手に入れるものでも、大きな目標に向かって突き進むことでもなく、今の自分に感謝して気づくことなのです。