「若い時の苦労は、買ってでもせよ」という言葉をよく耳にします。
夢をもって仕事に付いたものの、厳しい仕事や意に沿わない出来事に直面したときには、投げやりになったり、楽な道を選んだりしがちです。でも、これは自分を鍛え上げてくれるチャンスなのです。しっかりと受け止めて前向きな姿勢で臨みましょう。
人生には無駄になることは何もない。どんな仕事であれ主体的に取り組めば必ず後々役に立ちます。では、主体的に仕事に取り組むとは、どういうことなのでしょうか?
それは、どんな仕事や課題であれ、すぐに実行する、犠牲を厭わずに、息もつく間もなくやり切ってしまうことです。
『人生で無駄になることは何もない。
無駄にしてしまうかどうかは自分の気持ち次第。
だから選り好みせず、一見つまらないことや難しいことにも挑戦する。
そこから何か一つでも学び取るという気概を持って一所懸命やる。
この心掛けで歩んでいくことが不可欠だと思います。』
嫌々やるような被害者意識をもっていては何も学ぶことはできませんし、進歩もしません。自分の人生は、自分が主役だという意識をもって、あらゆる体験をしていきましょう。そのなかから、すばらしい学びを得ることができるのです。