多店舗展開しているような会社は、社長のあいさつ文は必要ありません。
しかし、社長が、直接、お客様に接する場合は、あいさつ文は必要です。
もし社長の挨拶を書かないでニュースレターを出すと・・・
お客様と直接接する社長の自己開示がないので、ニュースレターの効果は低くなります。
社長、もしくは少なくともスタッフの方の挨拶やスタッフの方の人となりが分かるような内容を入れるようにしましょう。
せっかく出したニュースレターが徒労に終わります。。。
ニュースレターはお客様とのコミュニケーションを取るためのツールです。
多店舗展開しているような会社は、社長が店に出ることはほとんどありません。お客様と接することが無いので、社長の人柄が伝わったところでお客様には関係のないことです。
ただし、メーカーの場合は、社長とお客様が接することはないにしても、それを使用する消費者に向けては、商品の想いや会社の目標、世の中への貢献などの社会性について語らなければいけませんが、これは、ニュースレターというコミュニケーションツールですることではありません。
それよりも、現場に近い店長やスタッフが自身の人柄を伝えるために、ニュースレターで情報を発信することです。
社長の挨拶が必要な場合
多店舗展開をしていないような会社の多くは、社長が直接お客様と話をする機会があると思います。このような会社の場合、社長のあいさつ文は絶対に必要です。
社長自ら考えを述べ、お客様との距離を縮めてください。社長自らがお客様との距離を縮めることができれば、従業員も仕事を勧めるのが楽になります。社長は、お店(会社)のブランドです。仕事のこと、プライベートのこと、ご自身のことならどんな些細なことでも、積極的にお客様に情報提供してください。
社長がニュースレターに書くこと
とは言うものの何を書けばいいのかという相談を受けます。お客様に情報を提供するための文章ですから、「上手く書かなければ…」と思ってしまうので悩んでしまうのです。そんなことは気にしなくていいのです。上手い下手が問題ではありません。「想い」や「人柄」を伝えることが重要なのです。
当社では、過去に社長が書いたあいさつ文を集めた文例集を用意しています。これを読まれると「そんなことでいいんだ」とホッとされ、筆が進むようになるそうです。