今回の内容は、基本のことですので、すでにご存知の方は、以下は読み飛ばしてください。
ニュースレターの発行は、基本的に毎月です。何かの時にあなたのお店を思い出してもらう、または、記憶に残っている状態をお客様の脳に置いておくには、毎月の発行が必要となります。
人間の脳は、どうでもいいことは忘れるようにできている
人の記憶力は、忘れるようにできています。3日前の夕食を覚えていますか。今年の春の高校野球大会の優勝校を覚えていますか。ほとんどの方は覚えていませんよね。私も怪しいです(笑)
人間の脳は、どうでもいいような記憶を消し去るようにできています。すべての事象を覚えているとなると、脳がパンクしてしまうからです。
あなたのお店(会社)も、脳から消し去られてしまう部類に入っています。1ヶ月前に、お客様や友人に連れられていった居酒屋を覚えているでしょうか?そう、ほとんど覚えていないですよね。
もしかしたら、2度目に行っても1ヶ月経てば覚えていないのではないでしょうか。
昨夜、何食べたっけ?
人の記憶に残るためには
では、人の記憶に残るお店であるにはどうしたらいいのでしょうか。その方法は2つです。一つ目は、奇想天外なお店である場合です。
- 「こんな店に来たのは初めて」
- 「こんな面白いイベントがあるのか」
など、強烈な印象があった場合は、記憶に残ります。
九州で有名な某ラーメン店では、一人一人のブースになっていて、隣の人さえ見えません。しかも、ブラックボックスになっていて、壁にはお店のポリシーが貼ってあるだけです。このようなラーメン店はありませんし、今までのラーメン店とは、まったくの異色です。だから、人に強烈な印象を与えて記憶に残るのです。
もう一つの方法は、繰り返すことです。試験勉強で英単語を覚えた記憶は誰にでもあると思います。どのようにして覚えましたか。一度、覚えたらずっと記憶に残っているという人はいないと思います。繰り返し何度も覚えて、記憶に定着させたのではないですか。
お店のことを覚えてもらうのも同じことです。一度来たくらいでは覚えていません。2度、3度と来て、やっと覚えくれるのです。それでも、3ヶ月も感覚が開けば、記憶の奥の片隅に追いやられて、もしかすると出てこないかもしれません。
まとめ
ニュースレターは、毎月発行が基本です。発行する感覚が空けば空くほど効果は無くなっていきます。せっかく費用も労力もかけるのですから、効果がなければ、それらが水泡に帰してしまいます。努力の成果を無駄にしないようにしましょう。