ニュースレターは誰に出せば効果があるのか?

ニュースレター事例

いったいニュースレターは誰に出せばよいのでしょうか。
本来なら、かかわりのある人全員にニュースレターを出せればいいのですが、
予算の都合上絞らなければならないとなると悩んでしまいますよね。
何にでも当てはまることなのでですが、パレートの法則といって
20対80の法則があります。
2080.jpg
例えば、
全売り上げが100万円でお客様の数が100人とした場合、
80万円の売上を作っているのが20人のお客様。
20万円の売上を作っているのが80人のお客様。
つまり、上位20%のお客様が80%の売上を作っているということです。
(試にお店の売上構成比を調べてください。恐らく20対80になっていると思います)
ということは、上位20%のお客様を大切にしなければいけないということです。
このことさえわかっていれば、出すお客様を絞るのも難しいことではありません。
出す優先順位を教えましょう。
第一優先は言うまでもなく上位20%のお客様です。
元々、あたなのお店のファンといっても過言ではない客様です。
ニュースレターを出すことによって、あなたが「これいいですよ」と勧めれば
「そうなの」と抵抗もなく買ってくれるお客様です。
今までの購入商品と違うものを勧めれば、その分、売り上げに貢献してくれる
可能性が非常に大きいのです。
第二優先は、残り80%のうちの20%のお客様です。
100人のお客さんがいれば80人の上位20%です。
このお客様は、上位20%のお客様になる可能性を秘めている人たちです。
アプローチ次第では、上得意様に化ける可能性があります。
ニュースレターを出すにしても、上得意客様(上位20%)とは違う
アプローチをする必要があります。
アプローチとしては、来店してもらう仕掛けをつくりましょう。
そして、来店時にスタッフが話しかけるようにしてください。
かなりの親近感をもってもらえるようになるので上得意様へ一歩近づく
ことになるでしょう。
第三優先は、残り60人のうち一定期間のうちに購買のあったお客様です。
一定期間はご自身で決めるしかありません。
ちなみに、紳士服は3年、雑貨店は2年、飲食店は1年というのが多いようです。
第四優先は、商品を買ってくれたことはないが、興味を持ってくれた人
つまり見込み客です。
見込み客についても、来店して商品を買う仕掛けが必要です。
これらからニュースレターの送付頻度をまとめてみます。
第一優先の上位20%の上得意様には毎月。
第二優先のお客様は各月。
第三・第四優先のお客様は3ヶ月に一度。
このように分けると、負担が少なくかつ効率のよいアプローチが
できるようになります。
あとは、統計をとって費用対効果を見るようにしましょう。
一人あたりの購買総額が上がっていれば成功です。
見込み客に関しては、お客様になるまでのプロセスを把握してください。
これがつかめれば、お客様の数はどんどん増えていきます。
増えれば、ニュースレターを出せば出すだけ売上が上がります。
以上のように、ニュースレターを出す優先順位を決め、かつ、
統計を取り、無駄のないようにしましょう。
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