開業まもない法律事務所のニュースレターには、判例を含めた、この3点を掲載する

業種別のニュースレターに必要な内容

法律事務所のニュースレターに必要なのは、判例と実績です。後は、弁護士の人柄を表すスタッフ紹介です。

これは、弁護士の数が一人でも複数の場合でも同じです。

弁護士事務所によって扱いの分野が異なります。法人・個人いずれが対象の場合でも上記3つのことは必要です。

法律事務所の判例に興味をもつ

依頼者は、自分と似ている問題に興味を持つものです。離婚訴訟でもいろんなケースがあります。

夫が浮気をした、妻が浮気をした、隠し子がいた、性の不一致、時間の共有など数え上げたらきりがありません。

これと同じように、一つの事柄に対して問題はいくつもあります。そして、判例もその数だけあるのです。

その判例を、法律事務所としてニュースレターで紹介するのです。お客様は、必ず興味を持ってくださいます。

実績は信頼を得るために必要

判例も必要ですが、実績はさらに必要です。離婚訴訟にしても勝った、負けただけの判例では信用していただくことはできません。

一つの問題にも、法律事務所としてどのように取り組んだのかの詳細を記すのです。勝訴したことばかりを掲載してもいけません。

敗訴した時の詳細も伝えてください。ただし、なぜ敗訴したのか、〇〇という証拠があれば事態は変わっていたなど、事情を伝えればいいのです。

依頼者が弁護士に頼むときは、誰に頼めばいいのか解らないのが普通です。普段から付き合いがないので当たり間瀬のことなのです。

そうなると、選ぶ基準は「本当に、私の力になってくれるのだろうか?」という1点です。

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人柄を伝える

法律事務所のニュースレターで多いのが、人柄を伝えていないことです。弁護士という肩書があるからでしょうか、「社会的信頼があるのは当たり前」という前提で、意見を述べられています

しかし、社会的信頼と「本当に、私の力になってくれるだろうか?」は、当然違います。個人は特にそうです。

ですから、人柄を伝えることが必要なのです。依頼人は、弁護士と言えども普通の人間と思っていますから。

あなたの身近にいる友人と同じなんですよ。という親近感が湧くようなメッセージが必要なのです。

そうすることによって、依頼者は「この人だったら信用できそうだ」と思い依頼をしてくるようになるのです。

まとめ

法律事務所のニュースレターは、判例や実績以外にも人柄を伝えるスタッフ紹介の部分が必要です

なぜならば、依頼者にとって、弁護士は普段の生活の中で遠い存在だからです。

距離が短くなって、「信用できそうだ」と思ってもらわなければ依頼は入って来ないのです。

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