なんだなんだ!ニュースレターのテンプレートと雛形(ひな形)に違いがあるのか?

ニュースレターのテンプレート

呼び方の違いは、英語か日本語の違いす。書籍などで紹介する場合は、「雛形」または「ひな形」と表記されていました。

 

ところが、ネット社会になってからはテンプレートと表記されることが増え、今では「テンプレート」というのが一般的です。

 

弊社も、かつては雛形と呼んでいましたが、現在は、テンプレートと呼んでいます。

 

同じなんだ!

 

ニュースレターにはオリジナルについて

ニュースレターのオリジナルとは、すべてを自社で作成したものです。

 

テンプレートのように配布する地域指定がないので、全国どこに配布しても問題ありませんし、Webサイトに掲載するのも問題ありません。

 

要するに、使い方は自由ということです。

 

その代わりに、作成するのには時間を要します。原稿を書く、写真を集める、イラストを描く、インタビューをするとデザインする前の作業にも時間がかかります。

 

原稿がそろえば、デザインをするのですが、これも時間がかかります。弊社のデザイナーがクライアントのオリジナルニュースレターを作成するのに34日はかかります。

 

デザイナーでもない、少し絵心のある社員が作成するとなると、34日ではできず、一週間から10日くらいはかかります。

 

自社のオリジナルニュースレターを作成するとなるとかなりの時間がかかるということです。専属であれば、そんなに苦痛ではないのでしょうが、ほとんどの場合は、自分の仕事を持ちながらになるので、不満が出るとも限りません。

 

時間がかかりすぎるな!

 

テンプレートについて

ニュースレターのテンプレートとは、予め記事が作られていて、社長やスタッフのあいさつを入れれば出来上がってしまいます。

 

ですから、原稿を揃えるのも簡単ですし、デザインするのも簡単です。慣れれば1時間もかからずにできてしまいます。

 

これなら、社員の負担は格段に少なくなるので、不満は出にくくなります。

 

ただし、先ほども少し紹介したように、配布エリアの制限やWebサイトに掲載できないというような制限があります。

 

その制限もニュースレターを発行して、お客様との信頼関係を作り、勧める商品を購入してもらうことにおいて支障はありません。

 

 

雛形(ひな形)について

雛形(ひな形)は、言葉の違いだけであってテンプレートと同義語です。

 

ではなぜ、呼び方が違うのでしょうか。かつては、弊社もそうであったように「ニュースレター雛形」と呼んでいました。

 

これは、書籍の影響が大きいと思われます。

 

ニュースレターが書籍で紹介されるときは、ニュースレターの効果についての説明や事例が紹介されたあと、手間をかけずにニュースレターが作れる「ニュースレターの雛形」があります、と書かれていることが多かったからです。

 

それが「ニュースレター テンプレート」となったのは、ネットの普及が大きいといえます。

 

ニュースレター販売会社が、雛形(ひな形)とは言わずにテンプレートというようになったことです。

 

もちろん、ネット上でも「テンプレート」と表記する会社が圧倒的に多く、今では「雛形(ひな形)」が死語のようになっています。

 

テンプレートも雛形(ひな形)も同じであることを認識しておいてください。

 

なるほどね

 

キーワード検索

「ニュースレター テンプレート」と「ニュースレター ひな形」の月間の検索数を調べてみると「ニュースレター テンプレート」は590。「ニュースレター ひな形」は10

 

実際に、検索キーワードを調べても、4~5年前は「ニュースレター 雛形」の方が「ニュースレター テンプレート」よりも検索数がお多かったのですが、現在は「ニュースレター テンプレート」の方が、検索される回数も増えています。

 

このことを見ても「テンプレート」が一般的であることがわかります。

 

また、ニュースレターに関わらず、テンプレートといいます。

 

「ホームページテンプレート」「手紙書き方テンプレート」「ビジネス書式テンプレート」「営業日報テンプレート」というように「雛形(ひな形)」と表現するのは皆無といっても過言ではありません。

 

何にでもテンプレートってあるんだ!

 

テンプレートでニュースレターを作成する

ニュースレターのテンプレートは、会社の情報以外の情報が入っています。

 

弊社の場合ですと、社長やスタッフのコメント、お客様の声、クイズ、商品の豆知識など、会社の情報を発信できるスペースを設けています。

 

それ以外、全体の70割程度は、あらかじめ読み物としての記事が掲載されています。

 

ですから、空いている部分を埋めればいいのですが、その内容も社長やスタッフのコメントであれば各自、書くことができます。商品の豆知識も普段の仕事の中からの上ですからすぐにできます。

 

お客様の声を掲載する場合は、インタビューが必要かもしれません。

 

いずれにしろ、オリジナルを作成することを考えれば、かかる労力と時間は何十分の1程度です。

 

ですから、毎月でもお客様に情報発信することができます。

 

簡単な方がいいよね!

 

ニュースレターを発行することが目的ではない

オリジナルであれ、テンプレートであれ、ニュースレターを発行している会社が陥りがちなのが、ニュースレターを発行することが目的になっていることです。

 

ニュースレターは、お客様とのつながりを作り、こちらが勧める商品やサービスを買ってもらうことが目的です。

 

そのためには、ニュースレターを作成することに最小限の時間しか割いてはいけません。時間を割くべきは、お客様に購入してもらう商品やサービスを何にするのか、また、どのように表現すれば購入してくれるのかを考え、セールスの形にすることです。

 

この時間を作るためには、作成に時間のかからないテンプレートがお勧めです。どうしても、オリジナルにこだわるのなら、外注することが望ましいといえます。

 

まとめ

ニュースレターのテンプレートと雛形(ひな形)は同じものですが、今では雛形(ひな形)が死語のようになってしまい、テンプレートが一般的です。

 

実際、弊社のニュースレターサイトを解析してみても「ニュースレター 雛形」でアクセスして来る人は一人もいませんでしたが、「ニュースレター テンプレート」でくる人は少なからずおられます。

 

時代変遷で使われなくなってしまう言葉は、雛形に関わらずあるものです。


椋本 庄治

ニュースレターで売上アップ

ニュースレターの目的は、お客様と信頼関係を築き、コリらが勧める商品を買ってもらったり、知人を紹介してもらったりして、売上につなげることが目的です。 ニュースレターを発行することが目的になれば本末転倒です。しかし、ニュースレターを出し続けていると、本来の目的を見失い、知らず知らずのうちに発行することが目的になってしまうことが多々あります。 常に意識を、ニュースレターは会社を活性化させるためのツールであることに向けておきましょう。

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