ニュースレターは読んで面白くなければ、継続して読んでくれません。
特に、女性は面白くないとかためにならないものは排除してしまいます。
ですから、ニュースレターの内容を面白くする必要があるのです。
そのためには、年代ごとに興味のある話題を選んで紹介していくことが大切です。
ニュースレターは女性の読者が多い
ニュースレターを読むのは、圧倒的に女性です。
世の中に出ているニュースレターは、女性を対象に作られているといっても過言ではありません。
ということは、女性に支持される内容でないと効果がないということです。しかし、女性全員から支持される話題というものはほとんどありません。
では、どのようにすればいいのでしょうか?
それは、流行に左右されないに話題を提供することです。30代と50代では、興味のある話題は異なります。しかし、女性が気になる話題であれば、年代層に合った話題で構成する必要がなくなります。
お肌のことは気になるわね!
女性が楽しめないニュースレターは支持されない理由
女性が気になる話題の話をする前に、女性が楽しめないニュースレターはなぜ、だめなのかをお話しします。
ニュースレターは、企業や政府機関、学会などが従業員、株主、報道機関、一般の人々、会員などに発行していた定期的な刊行物のことです。
ですから、掲載されている内容は堅苦しく、企業の取り組みなどはわかるが、面白い読み物ではありませんでした。
それが、いつの頃からか、企業がお客様とのコミュニケーションを図るためのものとして定着しました。
「お客様とコミュニケーションを図る」というけれども、「お客様」の存在とはどのようなものでしょうか?
私が思うのは「お客様」は、「女性」ではないでしょうか?
世の中の消費行動は、大半は女性が占めています。
例えば、男性用の肌着や靴下、スーツなどは、男性のものでありながら、女性が買っているケースが多いのです。
男性が自身で買うケースもありますが、ほとんどの場合は、奥さんや彼女さんの意見を聞いたり、「そろそろ買った方がいいよ」という女性の一言で購入しています。
男性主体のものは、どちらかというと趣味に属する車、ゴルフ用品、釣り具などで、他のものは女性主体の購買になっています。
住宅のような高額な買い物でさえ、女性が主体です。
このような背景があるので、ニュースレターを発行したときの読者は女性であることがわかります。それゆえに、女性が読んで楽しめないニュースレターでは効果が得られないのです。
買うのは私たち!
年齢層に関係のない話題
先にも紹介しましたが、女性が楽しめるニュースレターは、誰もが受け入れられる話題で構成されたものです。
年齢層に関係なく受け入れられる話題を提供し、「面白いね」「ためになるわ」と思ってもらい、継続的に読んでもらうことが大切です。
女性が好む話題
・住まいについて
・マナー
・ビューティー
・健康
・家事
・家庭の医学
・マネー
このような話題であれば、年齢層を気にせずに楽しく読めるものになります。
住まいについて
「住まいについて」の話題は、家の中を快適にするための方法を紹介しています。
家の中をきれいにしたい、楽しげに飾り付けをしたいなど、年齢にかかわらず女性が気にする話題です。
「キッチン15分お掃除術」「床のお手入」「水回り汚れシャットアウト」「お洗濯を楽にするコツ」「ササッと簡単お掃除ワザ」「住まいのにおい対策」「リサイクル」「カーテンの洗濯法」「身体と環境にやさしい掃除のすごいワザ」「防犯対策」など、多くの話題を提供でいます。
マナー
「マナー」の話題は、誰しも関心のあるものです。「恥を買いたくない」という気持ちがあるので関心が高い話題といえます。
こちらも年齢問わずで、多くの女性が関心を示す話題といえるでしょう。
「海外旅行のマナー」「電車・バスでのマナー」「着物でのマナー」「お祝いを贈るとき」「洋食のマナー」「敬語のマナー」「おもてなし」など、いろんな場面のマナーについて話題はたくさんあります。
ビューティー
「ビューティー」の話題も、上記2つと同様に年齢にかかわらず女性が気にする話題です。
いつまでもきれいでいたい、シミが気になる、たるみが気になるなど、いくつになっても気になる話題です。
「かさかさ肌&かゆみ」「歪んだ骨盤を引き締める」「お風呂デトックス」「バストアップ」「美髪」「背中のケア」「セルライト対策」「リバウンド知らずのダイエット」「目周り美容」「美白ケア」「キレイになれる入浴法」「ぽっこりおなか改善法」「紫外線対策」「朝晩30分センスアップ法」など、関心を引く話題和こと欠きません。
健康
健康についても、年齢に関係なく気になるところです。
話題と自分の今の状況と見比べながら関心を持っておられる方が多くおられます。
「骨密度を上げるにはこの運動」「イライラの原因を見つけて解消」「睡眠時無呼吸症候群」「ビターチョコのスゴイ効果」「夏バテより危ない秋バテ」「カルシウムサプリは無意味」「歯には有害」「美容、老化防止はがんに効く?」「寒さに負けない冬の運動」「脳と心が若返る」「マインドフルネス瞑想」など、健康になるための話題は、尽きないくらいにたくさんあります。
家庭の医学
「家庭の医学」の話題も関心が高い部類です。年齢に関係なく、いつの時も関心が高い話題です。
少し体調を崩した時の原因は何か、今の体調からすればどうしたらいいのかなど、対処法は誰しも対処法はきになるものです。
「二日酔い」「女性の抜け毛」「眼精疲労」「ツボ療法」「花粉症」「顎関節症」「ストレス障害」「ストレス障害」「薬の飲み方の常識」「胸の痛み」「発疹」「足のしびれ、コムラがえり」「家庭用救急箱」など、日々の生活の中で日常的に起こることの対処法ですから、関心があるのもうなずけます。
マネー
「マネー」についても気になります。年齢・性別関係なく気になる話題です。
根底にあるのは、「お金を貯めたい」「無駄な浪費はしたくない」という思いがあるからです。
「ネット銀行はあれこれお得」「一番期待できる宝クジはこれだ」「気になるお年玉の話」「買い物上手で食費を3割減」「NISA」「安心便利な電子マネーの選び方」「休眠口座を探してみよう」「年末年始のお金事情」「寄付の損得」「ジュニアNISA」「妻の所得」「保険診療 自費診療」など、お金の使い道についての話は興味深いものです。
30代女性が好む話題
30代の女性が好む話題、は以下のようなものだと考えます。
家事の基本
まだまだ家事に関しては一人前とは言いにくい頃です。
だから、家事に役立つ情報には敏感です。少しでも時間を短縮して、自分の時間を持ちたいと考えるからです。
「料理の基本~和風だしの取り方」「家事の時間管理」「衣替え」「小物の管理」「スピードUP調理法」「ふとんのお手入」「残り食材の利用」「忙しいママのための”手抜き家事”のススメ」「アイロンかけの基本」「ササッと簡単お掃除ワザ」「小物のお手入れ」「シンプル家事」など、家事を早くする方法は、関心の高い話題です。
子育てのヒント
子供を持つ女性には気になる話題です。子供が小さいときは、子供が中心になるので気にならない方がおかしいくらいです。
「子供の急な病気に」「仕事と育児」「子供の食事」「子供を通じてのお付き合い」「子供の得意分野を伸ばすコツ」「子供を本好きにさせるコツ」「子供の靴の選び方」「子育てを楽しむヒント」「子育てストレス解消法」「子供のけんか」「心の強い子に育てるコツ」「子育て期の家族」「子供の友達づきあい」など、子供を育てるうえでの心配事の解決法には興味を持ってくれます。
よかったわ!
レシピは必要?
ニュースレターに載せる話題にレシピは必要でしょうか?
世の中の主婦が一番頭を悩ませるのが「料理の献立」だそうです。「今日の夜は何にしようかな。昨日は〇〇だったし、◇◇は子供が好きじゃないし…」いろんなことを考えなければいけないのが「料理」です。
ですから、テレビ番組でも料理のコナーや番組を見ない日はないといっても過言ではありません。
このようなことから、考えるとニュースレターの話題の一つに「料理レシピ」を載せないという選択肢はありません。
もしかしたら、レシピを楽しみにしてくれているかもしれません。
主婦を助ける一助になる話題ですから、載せておく方がいいのではないかと思います。
今日の夕食はおいしいよ!
タイアップ記事は喜ばれる?
タイアップ記事とは、どんなのがあるでしょうか?
ご近所の店と協力すればタイアップ記事は作れます。
例えば、クイズに正解したら抽選で「〇〇店の××をプレゼント」というのもタイアップですし、
近所の旅行社に旅の案内の記事を書いてもらって申し込みは、旅行社宛にします。
書くことがないと思うのならば、ご近所の会社やお店に声掛けをして、誌面の一部を持ってもらうのもよい方法です。
自分は書くことが少なくなって、相手は自分の商品をコマーシャルできると一石二鳥の提案です。
コラボOKよ!
男性話題の場合はどうするか
最後に、男性話題はどのようなものが良いのでしょうか?
男性話題となると、基本的には、B2Bです。趣味ならば車関連、ゴルフ関連、釣り関連、マネー関連、投資関連など、それ以外は、仕事の話になります。
残念ながら、テンプレートは女性向けにできているので、男性向け話題はありません。
なので、男性話題の場合は、オリジナルのニュースレターを作るしか方法がありません。
弊社でも、BtoBの企業向けオリジナルニュースレター、BtoCの男性向けオリジナルニュースレターを作成していますが、話題は女性向けと比べると少ないものです。自社で作成するとなるとそれなりに時間がかかるものと覚悟して取り組む必要があります。
まとめ
ニュースレターの読者は、圧倒的に女性が多いので、やはり、女性が読んで楽しめるものでなければいけません。
年齢に関係なく、興味・関心が高い話題は、住まいについて、マナー、ビューティー、健康、家事といったところでしょうか?
これらの話題は、読んでいても楽しいか、ためになるかのいずれかです。
そんな話題だからこそ、「次の号は、どんなのかな?」と楽しみにしてくれます。
雑学は、社長考え、スタッフの人柄、仕事の内容を読んでもらうためのスパイスレアルことを忘れてはいけません。